通称:吉田

大学:学部:経済学 専門:金融

3年3月、経済学を統一するような思想が無いものかと「社会 システム」
でググったら「社会システム論」が出てきました。

システム論:様々ある学問思想をシステム思想に集約しようという考え方。

好都合なので取り掛かりましたが、最初にルーマンを読んだのはいけませんでした。理解不能。

僕的社会学勉強法:経済社会学向け

富永 社会学講義

を読む。この本は社会システム論の視座に立った初学者向け本です。日本社会学の主流派なので概観を掴むにはぴったり。

富永 社会学原理

一歩先に進むとこの本。大学院でも使っています。社会学史に沿って社会学がどういうものか学べばいいと思います。

船津 シンボリック相互作用論

富永本はシンボリックインタラクショニズム(以後SI)を嫌っています。社会科学はトップダウン型の学問ですがドイツ観念論系はボトムアップを狙っています。こちらも併せて読むほうがいいと思います。

ダンカン シンボルと社会
安川 ゴフマン世界の再構成

SIのシカゴ学派系の本。実際どういう研究をしていったか知っておいたほうがいいと思います。

パーソンズ 社会体系と行為理論の展開

現代社会システム論の開祖。社会システムの上位システムと行為論の下位システムをどう扱うのか指針を与えます。

ルーマン 目的概念とシステム合理性
ハーバーマス コミュニケイション的行為の理論
ハーバーマス ルーマン論争 批判理論と社会システム理論

現代システム論の議論の前提ですので読まなくてはなりません。

 

此処まできたところで社会学の限界だと思いました。社会人では経済人問題同様の限定合理性において問題があるから。

社会学を批判的にボトムアップ的に扱う心理学に関心を持ちます│

経済学、社会学、心理学の人間行動、行為が扱える分野を模索したところ脳科学がありました。

4年2月、教授に会い脳科学に経済からでも入れることを確認。

3月生物学の勉強開始(高校は理系クラスだったものの物理、化学だったので初めての生物学の勉強)

手始めに分子生物学

次に生化学

4月に物理学(量子場脳理論の影響を受けて)このころneuroeconomicsを知る。

5月有機化学と英語

6月英語で論文を読み始める。数学を始める。

 

以後、脳科学の道へ。

 

現在、計算論的神経科学という部類に属しています。

勉強不足の毎日。

 

所蔵図書

まだあります。